ジェイホークスやウィスキータウン、ウィルコにルシンダ・ウィリアムズなどのプロデューサーやエンジニアとして活躍する現代アメリカン・ロックを知り尽くした男、Jim Scottがプロデュースする最新作、というだけでワクワクする、アメリカを代表する女性シンガーソングライター、キャサリン・エドワーズのサードアルバム。
キャサリン・エドワーズといえば、1st、2nd、ともにアコースティックなアメリカンロックサウンドを下敷きにどことなくポップな一面も見せるメロディが印象的だったのだが、本作もその路線は絶対的に継承。そうじゃなきゃ買いません。
しかし、前作までよりスローでゆったりとした楽曲が多くなった印象。少し内省的になったのか。
とはいえ「The Cheapest Key」のようないつもどおりノリノリのロックンロールもあって期待どおり。
日本じゃ一般的にはアメリカの女性ポップミュージックというと、マライアとかビヨンセのようなR&Bディーバ系かブリトニーのようなアイドル系だけど、どっこい本国ではキャサリン・エドワーズのようなアメリカンロックを継承するシンガーソングライターががんばっていることを忘れてはいけない。

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