流行なのだ。
昨年から続く英国女性ボーカリストの60'sスインギンロンドン化の到達点がここにある。
エイミー・ワインハウス、ラッキーソウル、ピペッツ、キャンディ・ペイン、アデル(正確には違うけど)・・・このサイトで取り上げたアーティストだけでもこんなに。
元をたどれば、ロネッツのベロニカちゃんに代表される60年代アメリカンガールグループボーカルスタイルやモータウンにたどりつく。
そして彼女たちが必ず経由するのが母国イギリスを代表するボーカリスト、ダスティ・スプリングフィールドなのは周知の事実だろう。
そんな音楽的な広がりがあるのが楽しいから、彼女たち、そして彼女たちを作り上げている裏方スタッフに、興味があるのだ。
BBCが選ぶサウンド・オブ・2008の第2位に選ばれたダフィがはなつファーストアルバムもまた、そんな60年代の空気を伝える、つながりを感じる、アルバムになっている。

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