経験に裏打ちされたこの安心感。
初めて聴くアルバムなのに次に流れてくる曲が悪かろうはずがないというこの感じ。
スタジオ録音としてはなんと14年ぶりだというのにどこかでいつも聴いていたような印象があるのは、中心メンバーであるロブ・ハイマンとエリック・バジリアンのアメリカン・ロックを支える裏方としての活躍からくるものと想像する。
収録されている楽曲のクオリティの高さは、シンディー・ローパーに提供してもはやスタンダードというべき名曲「タイム・アフター・タイム」だって彼らにとってはただの一曲にすぎないことを思い知らせてくれる。
去年リリースされたことを知りながら、今まで買わずにゴメンなさいって言いたい。

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