Music Of 2011 - 新譜編

またまた大分更新間隔が空いてしまいましたが、とりあえず昨年の新譜のベストを載せておこうと思います。こないだグラミーがあったばかりなので丁度よいかなー、なんてこじつけで。

話は変わりますが、OSをLionにしてからデスクトップでのブログの更新方法をずーっと模索していたのですが、やっとCotEditor + MarkedというアプリでMarkdown記法を使って書くことにしました。もはやLionになってからMacのブログエディタってMarsEditくらいしかないのが実情で、それもなかなかいい値段。昔ほどブログにそれほどお金をかけたくないなぁなんて思いもあり、HTMLエディタなんかも探したんですがどれも結構いい値段がするんですよね。おまけにHTMLタグとかの補完機能もなんかイマイチ。。。

そこで以前から少し気にはなっていたMarkdown記法について調べていたらそこそこブログレベルでも使えるなぁという印象をもったのでさっそく使って見ることにしました。MarkedってアプリはいわゆるMarkdownビューワーで、Markdown記法で書かれたファイルを素早くHTMLやPDFでプレビューしてくれる、まぁいわゆるコンパイラみたいなもんです。エディタを選ばずにほぼライブでプレビューしてくれるのでそこがいいかな。カスタムCSSも使えるし。エディタはMacでは定番のCotEditorを。シンタックスなんかも拡張可能だしそれなりに補完機能もあり。ブログエディタとしてだけでなく、普通のスクリプト書きとしても使えそうなのでとりあえずコレで。後々目移りするかもしれませんが。。。(笑)

おっと、少し脱線が過ぎましたが、しばらくはこんな感じで更新していこうかなと思ってますので早速2011年特に聴いてた新譜10枚。それ以外は自分のAmazonインスタントストアに載せてありますのでそちらもよろしければどうぞ。以下順不同。
 
 

  • Pete Donnelly / When You Come Home

    When You Come Home Pete Donnellyって人は、The Figgsっていうバンド(グラハム・パーカーのバックでも有名)のベーシストで現在のNRBQのメンバーでもある人です。
    これはほんと良かったですね。ニック・ロウやエルビス・コステロって最近はもう渋いルーツ・ミュージックになっちゃってるんですが、やっぱり初期の頃のような弾けんばかりのポップロックが聴きたいってのがファンの心理じゃないかと思います。この盤はその初期の頃のエルビス・コステロやニック・ロウのようなパワーポップを聴かせてくれてオススメです。

  • The Vaccines / What Did You Expect from The Vaccines ?

    What Did You Expect from The Vaccines ? UKの新人バンドのファースト。ボクトツとしたのぺーっとしたボーカルなんだけれどもエコーのかかり具合とか好みだったりします。サウンドはストロークスあたりのギターサウンドでロケンロールな去年の自分としてはツボでしたよ。最新シングルTiger Bloodはまさにストロークスのアルバート・ハモンドJr.がプロデュースしてモロです。

  • The Kooks / Junk of the Heart

    Junk of the Heart Postellesが彼らのオープニング・アクトをしながらいっしょにツアーに回っていたという話を聞いて、視聴してみたらこれがGood!。今流行りのデジタルシンセっぽい音もとりいれつつバンド・サウンドなところがいいですね。あと不思議なメロディー・ラインを作るところもなかなか最近ではめずらしいのでは。ノリノリな”Is It Me”が好きです。

  • Adele / 21

    21 これは言わずもがなですね。グラミー6部門(?)おめでとう。2000年代で一番売れたアルバムおめでとう。でも未だに何故アメリカでこうも売れるのかが不明です(笑)。

  • Jake And The Rest Of The Jeweles / A Lick And A Promise

    A Lick And A Promise 60年代に存在したザ・マジシャンズ(タートルズの曲のソングライター、ゲイリー&ボナーも在籍)のメンバーのジェイク・ジェイコブスのファーストソロアルバム。この人、Jake & Bankyとしても活動してましたが、いわゆるラヴィン・スプーンフル周辺の人でNYハグリニッジ・ヴィレッジ界隈グッドタイムミュージックの生き証人みたいな人。
    これって自主製作盤なんですよね。リリース直後はアマゾンでも扱っていなくて直接Cd Babyから取り寄せちゃいましたよ。ドゥーワップやらビーチボーイズやら隠れギミックもありとっても楽しいアルバムですよ。

  • David Mead /Dudes

    Dudes 久々デビッド・ミード。全然変わらない優しい優しいアルバム。なんてことはないアルバムなんだけど(怒られるか)、すっごく和む、落ち着く。体を壊した時に丁度聴いていたので忘れらないです。

  • Glen Campbell/ Ghost On The Canvas

    Ghost On The Canvas この人もグラミーで熱唱したそうで。アルツハイマーってのは本当?ってくらいだったそうですが。何しろ壮大なギターポップアルバムでジェリー・フィッシュ組を始めとする若いミュージシャンたちの愛あるバックアップぶりがライナーノーツからも読み取れてよかったなー。

  • Wilco / The Whole Love

    The Whole Love Wilcoの新譜ももう定番です。なにしろかっこ良いです、Wilco。オルタナ・カントリー時代のドカ〜ンって感じのサウンドも好きですが、今の丸くなった繊細な感じもそれ以上に好きです。数少ないもう一度ライブが見たいアーティストなんですよね。

  • Telekinesis / 12 Desperate Straight Lines

    12 Desperate Straight Lines デス・キャブ・フォー・キューティーのギタリスト、クリス・ウォラプロデュースのUS新人バンドファースト。Vaccinesのところでも書いたけど、昨年はロケンロールな年なのでこういうメロディーはシンプルなロックンロールだけど、サウンドは今っぽいノイジーギターってのに弱い。Postelles, Vaccines, そしてこのTelekinesisの3バンドは2011年のうちのロック御三家です(笑)。

  • Mayer Hawthorn / How Do You Do

    How Do You Do この人のキラキラしたソウルポップな60’sサウンドとか、マニアックなくらいのモータウンフリークぶりが堪らなく好きなのでやっぱりこのアルバムもお気に入りになってしまいました。もう”Finally Falling”一曲だけでノックダウンしてしまいました。2011年で一番好きなトラックかもしれませんです。

ふぅ〜っと。私にしては久々ロックなアルバムが揃った気がする2011年なのですがどうでしょか。大御所系がイマイチだったので結構新人さんを中心に聴いたからなのかもしれません。
そういうわけで冒頭にも書きましたがこの10枚以外のオススメ盤をAmazonインスタントストアのほうに載せておきましたのでそちらも覗いてもらえればと思います。HamelあたりももうJazzボーカルの枠を飛び越えてしまってポップなルーファス・ウェイン・ライトみたいになってて良かったですよー。


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