そうか、”ファイル”の概念が消えるのか

TheEnd
これはエンジニアからするととたまらなく面白い記事だなぁ。

この記事の中でリンクされている『Macintoshの最期』っていうGizの記事も面白いです。
僕がiPhoneを触って感じた最初の違和感はファイルが全く感じられない事でした。これは強烈に覚えてるなぁ。しばらくこの”アプリ”中心の概念に慣れなかったけど、今じゃうちのiMacのローカルにもほとんどファイルがないっつー状態になっちゃいました(笑)。各アプリをインターフェースにしてクラウド上のデータを取り出してるっていうスタイルです。

結局、クラウド上にデータベースとして履歴とともに管理されて、使いたいときに使いたいバージョンの”ファイル”として復元されればよくって、どう管理されようが知ったこっちゃないっていうのも最近意識したばかりなんで知らず知らずのうちに自分もそういう方向に向かっているんだなぁと感慨深いです。まぁOSのAPIレベルでこのへんが意識されはじめてるってのはしばらくプログラミングから離れている身としては知らなかったなぁ。てことでDB屋はこれからも重宝されるんだろうなぁと(笑)。

そういうわけで今はうちのドキュメントやバックアップの類はDropboxでやってるんですが、これもMountain LionになるとOSレベルでDocumets in iCloudを使って管理されるようになってiPhone/iPadを含めたどの”アプリ”からも共通のインターフェースで取り出せるようになると。フムフム。

で、膨大な量の音楽ファイルだけがローカルに残ってるって状況で、今これをクラウドに置くべくいろいろと悩んでいるところです。↑の記事でもありましたけど、結局iTunesベースでアクセスしちゃってるので、クラウドに置いちゃったらiTunesのプレイリストが使えないとか、AACが再生できないとかがあるともうダメなんですよねー。
そうなると選択肢がiTunes Matchくらいしかないような気がしてるんですが、iTunes Matchはストリーミングではないっぽいのでこれもまたイマイチで。。。おまけに音楽ファイルまでAppleにいくと、もはやGoogleとAppleがいないと生きていけないことになりますよ! 俺! たはっ!


About this entry