Matt Maher / Empty & Beautiful

ｷﾀｰーーーーーっ！ これは上半期ナンバーワンの予感の一枚かな。

ジャンルでいうとクリスチャン・ロックに属することになる、カナダのシンガーソングライター、Matt Maherの通算４枚目の新作はポップロックの王道を行くキラーチューン満載で琴線触れまくりのおすすめの一枚。
いやー、久々のスマッシュヒットですね。

１曲目から飛ばしまくりで、２曲目「Look Like A Fool」でもはや窓をあけて叫びたくなる感情にかられます（笑）。
３、４、５ともうフラフラ状態で６曲目「Maranatha (Come Again)」のピアノバラードに突入すると、大盛り上がりのサビで涙腺が緩みます（笑）。
そんな調子で１２曲があっという間に終わってしまう、最近では本当に珍しい新譜でしたよ。

知るひとぞ知るこのMattと名が付くシンガーソングライター。

Matt White, Matt Nathanson, Matt Wertz, そしてMatt Maher。偶然ながら同じ名を持つ彼らが今や少なくなっている良質の王道ポップロックをはずれ曲なしに聴かせてくれるのは驚くべき事実。彼らのアルバムは本当におすすめなんですよねー。

同タイプのアーティストとしては、Evan & Jaron, The Rembrandts, Warren Brothers, The Hooters, あぁ、どいつもこいつも全然売れないけど、リリースするアルバムは全曲愛すべき名曲ばかりなんだよな。

こういう楽曲がラジオやTVから何気なく流れるとうれしくなるんだけど・・・。