Chris Difford / The Last Temptation Of Chris
日本に住んでいる私たちはスクイーズの再結成ライブを見ることができずにものすごーく歯がゆい思いをしているけれど、このクリス・ディフォードの最新作がとてつもなくいいアルバムなので許す(笑)。
このアルバムはホントにいいなぁと思う。
どれくらい良いかと言えば、僕が今誰かに、特に25歳以上の人に・・・、日常に聴く音楽を勧めるとしたら迷わずこのクリス・ディフォードの最新作を勧めるだろう。
たぶん、ポップ馬鹿だった学生時代にはこういうアルバムを好きにはならなかったと思う。どっちかというとグレン・ティルブルック(スクイーズのもう一人のソングライター)のヒネくれた感覚とか、ポップソウルなサウンドとかのほうがグッときていた。
でも歳を重ねるにつれて、静かに流れるアコースティックで英国のトラッドなサウンドに、シンプルで哀愁的なメロディに、そしてちょっとダメ男風なヘタウマな淡々としたボーカルに、心動かされてしまうようになってしまった。
前作もそう。そして本作も。きっと次のアルバムもその次のアルバムも、淡々と詩っているに違いない。
そんなずっと続いていく感じも好きだ。
※このアルバムはクリスの亡くなったご兄弟に捧げらています
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- Published:
- 5/24/2008 11:37:00 PM
- by Unknown
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- SSW
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