シネマ / Cinema Returns
滅多に邦楽は買わないのですが、ちょっとコレは別格ですね。
シネマは1980年にアルバムを一枚だけリリースして解散してしまった、松尾清憲、一色進、鈴木左衛子、中原信雄、小滝満からなるバンドで、10CC、スパークス、デフ・スクール、セイラーみたいなブリティッシュ・モダン・ロックなサウンドを目指してたバンドなんですよね。プロデューサーはムーン・ライダースの鈴木慶一。
もちろん僕はシネマをリアルタイムで知っていたわけではなくて、今も昔も日本人アーティストでは一番好きな松尾清憲氏の作品を聞き込んでいた関係上知っていたわけです。(といってもここ最近の数枚はノーチェックですが・・・)
そのシネマがなんと27年ぶりにリユニオンして新作まで出してしまいました!
まぁ、つべこべいわずにまずは聴いてみ!。 最初の7曲がこれでもかってくらいクラクラするようなマジカルポップな作品ばっかでこの高揚感ったらたまりませんよ!。
松尾さんがいるのですから楽曲のレベル保証は100%なのですが、BOX以降の松尾さんの作品にはどうしても元ネタのギミックがとっても重い印象があったのです。
が、このシネマの新作では、まるでソロの初期3部作(最近リイシューされた名作中の名作で、私は今でもよく聴きます)のようなシンプルさと(いい意味で)日本のポップスっぽさが戻ってきたような気がするんですよね。
まぁ詳しくは公式サイトのインタビューでご本人たちによる楽曲解説があるのでそちらを読んでいただくとして、まぁクイーンとかスパークスとかそんな感じですよ(笑)、あ、もちろんビートルズやビーチボーイズは当然ね。
僕は邦楽が嫌いなわけではなくて、邦楽まで追っかける財力と時間がないので大学卒業後は洋楽だけにしたのですが、もともとライダース一派はインディーズまで追いかけたほど好きでして(笑)。今は有名になったカーネーションだの、今はソロで活躍している青山陽一率いるグランドファーザーズとか。なつかしいなぁ・・・。
あと昔から好みだった『毎日がクリスマスだったら』の鈴木左衛子さん、ジャケ写を見る限りそんなに当時と変わらずお美しい印象、もう50近くになると思うんですけどすごいなぁ・・・(笑)。
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- Published:
- 1/16/2008 12:32:00 AM
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