Five For Fighting / Slice
仕事場の引っ越しがあって、ここ二週間ほど受け入れ先との調整やら膨大な荷物の梱包作業の肉体労働やらと通常の仕事の繁忙さとでもうボロボロ。このファイブ・フォー・ファイティングの新作がここんとこの私の疲労回復剤のようになっています。
基本的なピアノの弾き語り路線は変わらないのですが、前作よりもなんだかメロディラインがすごく良くって自分の琴線に触れまくりですよ。冴えてるなぁ、ジョン・オンドラジック。
3年ぶりになるこの新作のタイトルはどうやら、70年代に活躍したドン・マクリーンの名曲「アメリカン・パイ」からとったらしいけど、まさにその70年代のシンガーソングライターの時代を彷彿させるようなサウンドばかりの曲が並んでいます。
ビリー・ジョエルやエルトン・ジョンなんかのピアノ・マンを現代に継承する人がこのファイブ・フォー・ファイティングだと思います。
そのビリー・ジョエルっぽいピアノ弾き語りナンバー「This Dance」、バラードだけじゃないんだぞ!ってところを見せつけてくれるポップナンバーの「Story of Your Life」、「Nowhere Bar」あたりがお気に入り。
「Tuesday」なんて曲はいかにも日本人のシンガーソングライターが歌っていそうな日本っぽい曲だなぁなんて思うのですがどうでしょうか。こういうのを聴くといい曲ってのは万国共通なんだなぁなんて素直に思いますね。
久々に11月末には日本盤も出るそうなんで、改めて聴きなおしてみてはいかがでしょうか。
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