Jack McManus / Either Side Midnight
Matt Maher / Empty Beautiful
昨年に比べると新譜購入量は減ったと思うのですが、ハズレ率が低くて質的には良かったというのが今年の新譜状況です。
購入先としてはいっそうネット化が進み、リアル店舗ではディスクユニオン以外で購入することがほとんどなくなってしまった一年でしたね。そして新譜情報をゲットするリソース先もネットになってしまって、雑誌だとかTVだとか日本のラジオだとかは全くなくなってしまいました。。。
というわけで今年のベスト5。
↑の2つのアルバムは断トツでよく聴いたアルバムです。
どちらも見過ごされがちなポップロックを歌うシンガーソングライターの作品ですが、曲といいサウンドといいボーカルといいまさしくミドル・オブ・ザ・ロード。今年だけでなくここ数年でも大好きな作品となりました。
両者とも最近TVで何気なく流れるときがあるのでやっぱいい曲なんだなぁって再認識してるところです。
She & Him / Volume One
M.ワードとズーイー・デシャネルのグループ、シー・アンド・ヒムのファーストアルバムは今年後半よく聴きました。60年代ガールグループで歌われた楽曲を連想させるようなポップスがいいですね。ズーイー・デシャネルのボーカルが60年代のキャロル・キングに似ている気がするのは私だけ?。
Jenny Lewis / Acid Tongue
そしてそのズーイー・デシャネルも参加した、ライロ・カイリーのボーカリスト、ジェニー・ルイスのソロアルバム。これはコステロとのデュエットした曲が強烈に印象に残ってるのですが、ライロや前作のソロとは異なるロックンロール・ガールっぷりは今年のアメリカーナを代表する作品なんじゃないかなと思います。
Jakob Dylan / Seeing Things
ディラン息子の初ソロアルバムも印象的でした。全編ほとんどアコースティックギターの弾き語り作品ですが、オヤジとは違って優しい歌になっているところがいいですね。オヤジの場合は弾き語りでもジャックナイフみたいに鋭い作品になってしまいますが、ジェイコブの場合真逆な印象です。
ウォール・フラワーズも楽しみにしてますよ。
Glen Campbell / Meet Glen Campbell
そして次点。
グレン・キャンベルのソロアルバムですね。全編若いバンドのカバーアルバムですがこれがハマり過ぎ。私が普段聴かないバンドばかりで純粋に新鮮でした。元ジェリー・フィッシュの2人の功績は大きいですね。
ってところですが、興味深いのはUKものが一作品であとは全てUSってところですね。これは結構的(まと)を突いてまして、UKもんってリリースした時はバァーって盛り上がるんですけど、以後はあまり聴かなくなってしまうんですよね(笑)。その点ジェイコブだとかグレンだとかはすごーく長く愛聴してますね。
Another Side of Tin Pan Alleyと題して制作しているアマゾンインスタントストアに、「2008年Tin Pan Alley ベストセレクション」と題して今年の30枚をリストアップしてますのでCD購入時のご参考にでもどうぞ。
それではこれが今年最後のエントリー。みなさまよいお年を。。。
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