Rave On

全曲試聴はコチラ。

最近はGoogle+ を始めとして面白いサービスやら技術がいっぱいあって、そっちネタでもよかったんだけど久々の投稿なのでやっぱ音楽ネタで。
とはいえ実は最近まで新譜はほとんど聴いておらずもっぱらリイシューCDを買い漁る日々（笑）。Ace,Legacy,Charly,RPM,Kent,etc...と4,5月はこの辺のレーベルから面白いCDが続々とリリースされていたのでネットで買いまくっていて新譜は自粛気味なのでした。
ってことでそのへんのリィシューCDについては後でということで、７月にも入ったことだしちょっとだけ買っていた新譜でお気に入りからいくつか。

Rave On / Various (2011 MPL/Concord)

今年はロックンロールの神様ことバディ・ホリーの生誕７５周年ということで各地で盛り上がっていて・・・ってことはなくて。このへんは日本人はほとんどスルーだからなぁ。。。この人がいなかったら今の”ロックバンド”という形態は存在しなかったわけで、当然ビートルズなんかの出現にも多大なる影響があったわけで、ロックンロールの歴史上においては非常に重要人物であるにもかかわらず、エルビスやチャック・ベリーあたりと比べても評価されていないような気がします。

というわけで今をときめくアーティストから大御所まで（個人的にアーティストのセレクトが素晴らしい！）、カバーしまくりのご機嫌なコンピがリリースされました。

参加アーティストは、The Black Keys, Fiona Apple & Jon Brion!!, Paul McCartney, Florence+The Machine, Cee Lo Green!!, Karen Elson, Julian Casablancas!!, Jenny O., Justin Townes Earle, She & Him, Nick Lowe, Patti Smith, My Morning Jacket, Modest Mouse, Kid Rock!!, The Detroit Cobras, Lou Reed, John Doe, Graham Nash!!、という実に豪華な顔ぶれでしょう。

ご存知のとおり、バディ・ホリーの楽曲の版権はポール・マッカートニーが所有しているんでアーティストのセレクトにポールの好みが反映されてたりしたら面白いな。そいうことなので本CDのリリースもポールのMPL Comunications Incとコンコルドからになってるわけです、ハイ。

あ、ちなみに僕がこの世の中で一番好きな”バラード”は昔からバディ・ホリーの”True Love Ways”なんですが、このCDではMy Morninng Jacketがやってていい感じです。

Smoking In Heaven / Kitty,Daisy & Lewis (2011 Sunday Best)

いやー、これアナログを買って聴いてるんですがいい雰囲気だなぁ。まさしく場末のカフェ・ミュージックって感じ。この兄弟グループの1stも買ってお気に入りだったんですが一段とルーツ・ミュージック度が上がっていいですね。
アナログだと２枚組になるんですが、かなりの力作だと思います、質も量も。これからも末永く続けてもらいたいグループのひとつですね。

Keep This Love Goin' / NRBQ (2011 Big Notes)

全盛期のメンバーはテリー・アダムズくらいであとは新メンバーっぽいのですが、もの凄くポップな仕上がりでとっても気に入っています。局所的には↑のKitty,Daisy & Lewis にも相通じるところもあり、幅広く音楽を聴くことの面白さを改めて実感してしまいました。
新メンバーはそれまでテリーがやっていたロックンロールカルテットつながりなのかな。メンバーのScott Ligonという人は、Mike Viola が一時やっていた（今も？）Candy Butchersに参加していたようなので、それでこんなにポップな仕上がりなのかもしれません。

今月、人に薦めるならこのアルバムかなぁ。


というわけで今日はここまで。