例年に比べればたくさん新譜を聴いたと思います。ひとえにiTunes Storeのおかげかと。。。さらにeBayでほぼアメリカやイギリスにいるのと同じようにギフトカードを安価に購入できるようになったのが大きいです。
そして何と言っても昨年はアナログ・レコード回帰の年。新譜もお気に入りの盤はアナログ・レコードで購入するようになりました。ほとんどの場合無料でデジタルダウンロードもできるようになっているのでモバイルではデジタル、家ではアナログというリスニング環境によって最適なソースを選べるようになりました。
そんなことで例年よりはメジャー感がありますけど、ホントによく聴いた自分でも納得の10枚。(ABC順)
Band Of Horses / Infinite Arms
- これ、ジャケットも大好きな盤です。見た目のむさくるしさとは正反対の(笑)なんとも幻想的で美しいメロディを作るバンドです。アナログレコードで買いました。
The Bird And Bee / Interpreting The Masters, Vol.1 (A Tribute To Daryl Hall And John Oates)
- 曲がいいんだから誰がカバーしても・・・って思うなかれ。ローウェル・ジョージの実娘イナラ・ジョージの歌がなんとも魅力的なのです。iTunes Store USでダウンロードで買いました。
Brandon Flowers / Flamingo
- The Killersもっと聴いとくんだったな、と反省してしまうくらい素晴らしい1stソロアルバム。曲がいいんですよね曲が。iTunes Store USでダウンロードで買いました。
Bruno Mars / Doo-Wops & Hooligans
- ソングライターとしての才能は余す所なく発揮された1stアルバムだと思います。もし昨年の1曲を選ぶとしたら「Just the Way You Are」でしょうね。iTunes Store USでダウンロードで買いました。
The New Pornographers / Together
- Rilo Kileyが活動停止してしまった今、自分の中でポストRilo Kileyの一番手。Neco Caseがこのバンドの歌い手さんだって実はこれを買うまで知りませんでした(泣)。アナログレコードで買いました。
The Postelles / The Postelles
- 昨年の新人賞ですかね(笑)。アナログが欲しくてオンラインHMVで申し込んだのですが、入手困難らしくいまだ発送されません。たぶん無理なんだろうなぁ(泣)。iTunes Store UKでダウンロードで買いました。
Ryan Adams & The Cardinals / III/IV
- 年末の押し迫った頃にリリースされたのですが、これが素晴らしい2枚組のアルバムなんです!。まるで"Gold"の頃を彷彿とさせるようなポップ感と疾走感!。アナログレコードで買いました。
The School / Loveless Unbeliever
- 今や60'sサウンドを意識したレトロなガールグループや女性アーティストは多いけど(特に英国系)、このアルバムはその最高峰かな。アメリカン60'sガールグループのエッセンスが詰まった逸品です。iTunes Store UKでダウンロードで買いました。
She & Him / Volume Two
- ズーイー・デシャネルいいですよね。このヘタウマなボーカルがたまらないじゃないですか。M.Wardが作るガールサウンドの決定版。アナログレコードで買いました。
Vampire Weekend / Contra
- 2枚目のジンクスは彼らには関係なかったみたい。昨年は彼らのこのアルバムからスタートしたんだなぁ。CDで買いました。
Manic Street Preachersの新作とかSteven Pageの1stソロ、GusterやThe Posiesの久々の新作、円熟味が出てきたSara Bareilleの2作目とか、Norah Jonesのコンピだとか結構いい作品目白押しだった2010年。
2011年のロック、ポップ界はどうなるんでしょうか。メディアのデジタル化が進む一方で僕のようにアナログ化が進んでしまうというこのおかしな矛盾(笑)もいっそう進むと思います。アナログが増えると置くスペースが必要っていうリアルな問題が出てくるんだよなー(泣)。
※僕のAmazonのインスタントストア"Another Side of Tin Pan Alley"のほうには例年どおり上記10枚以外にも2011年に良いアルバムだなって思ったものは載せていますのでお買い物の参考にしていただければ・・・。
0 Comments (Post a Comment)