The Avett Brothers / I And Love And You
HyLit Radioのおかげでしばらくオールディーズ三昧だったのですが、この新譜の登場によってガラリといなたいアメリカン・ロックな毎日に激変(笑)。
このジャケットからして、、、既に泥臭い感じがプンプン漂うでしょう。
ノースキャロライナ出身のScott と Seth のAvett兄弟を中心とした3人組のバンドがThe Avett Brothers。この兄弟が作る深みのある歌とエバリー・ブラザーズをはじめとする数々の兄弟レジェンドたちと同様な美しいハーモニーで、あの、巨匠リック・ルービンをも唸らせてこのアルバムを全面プロデュース!
いわゆる”ルーツ・ロック”と言えば一言で済みそうですが、その実はフォーク、ブルーグラス、カントリー、ポップとロックのいろんな要素を手を替え品を替えで聴かせてくれる素晴らしいロック・アルバムの誕生です。
最初の半分くらいまでは、ゆったりとした優しいバラードを中心とした静かな曲調で進行していくのですが、半分あたりから、だんだんリズミックなポップ調になってきて最後のほうは盛り上がらずにはいられません!わぁっ(笑)!
ってことでは私は後半のポップな弾むようなピアノにのせて歌われるいくつかの曲が大好きでたまりません。
向こうの音楽メディアではウィルコがよく引き合いに出されているみたいですが、なるほど今年リリースされたウィルコのアルバムに近い感じですけど、ウィルコよりはもっとシンプルでストレートなロックサウンド。
そんなわけで、これは今年のベストかも・・・、と感じでしまうくらい素晴らしい作品ですんで、ルーツ・ロックが好きな方、オルタナ・カントリー系が好きな方はぜひ!
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