今、英国で最も売れているアルバムです

Take That / The Circus

こういうポップミュージックがとっても売れている状況ってすごくうらやましいなって思うんですよね。もちろん元アイドルの復活劇的な要素もあるでしょうが、楽曲の完成度といったらアイドルがどうのこうのという比じゃありませんて。ホント。

たぶん遠い日本に住む我々が90年代に英国で一世を風靡したアイドルの再結成後のアルバムがすごく売れているという状況なんて想像もできないと思うんで、バークスからの記事を引用。

月曜日（12月１日）英国でリリースされたテイク・ザットのニュー・アルバム『The Circus』が記録的なセールスを上げている。初日だけで13万3,000枚を売り上げたという。2005年に再結成して以来、彼らの人気はとどまることを知らない。

この数字は、コールドプレイの『Viva La Vida Or Death And All His Friends』の初日のセールス12万5,000枚を上回り、2008年の最速セールスの新記録を樹立した。英国では最近CDの大手卸業者が倒産したため、セールスの鍵となるいくつかのメジャー・チェーン店では発売日に在庫がなかった。そんな苦境の中、たたき出された数字だった。
(中略）
テイク・ザットの『The Circus』は、最速セールスだけでなく、2008年最も売れたアルバムとなる可能性が高い。現在、1stシングル「Greatest Day」がチャートのNo.1に輝いている。

(バークスより)

ね、すごいでしょ。１２月にリリースしてその年で一番売れるっていったい・・・って思いますけど。
日本盤もでるかどうかすらわからなかった前作の日本の状況からは想像もできないと思います。ま、アメリカでも全然なんですけどね（笑）。

なにしろ曲がいいですよ、ホントに。全曲グループで制作しているようですが、やっぱりマーク・オーウェン主導と想像される楽曲は群を抜いていると思いました。
３曲目「Hello」、5曲目「Julie」、8曲目「Up All Night」、11曲目「Hold Up A Light」、あたりですね。

プロデュースは前作同様ジョン・シャンクス。バリバリ今の音です。
エンターテイメント性がすこぶる高いこのアルバムを日本でもいっぱい聴く人がいればいいなって思います。

あ、もし上で挙げたマーク主導の曲に感動したら、マークのソロアルバムをおすすめしておきます。無茶苦茶良いです！。