
ふと気づくとオールドロッカーたちの新譜がたまってきているのでここらへんでレビュー。
まずはソロとしては29年ぶり!?のリリースとなるフランキー・ヴァリ。
Mojo誌を読んだり、実際にロンドンに行ったりするとわかるのだけれど、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の影響でフォーシーズンズが結構盛り上がってるんじゃない?と気づいたのは去年のこと。その盛り上がりを受けてのリリースと見た(笑)。
というわけで全編60年代のカバー曲からなる新作は、そのジャージー・ボーイズに主演し2006年度トニー賞を受賞したジョン・ロイド・ヤングを含むジャージーボーイズの面々をフィーチャーした「On Broadway」の競演なんていうコラボも見逃せない。
選曲も王道中の王道、誰しもが聴いたことがある名曲ばかりで、ボビー・ヴィーのTake Good Care Of My Baby(俺のオールタイムフェイバリットで5本の指に入る名曲!)、ベン・E・キングのSpanish Harlem、ルイ・アームストロングのWhat A Wonderful World、テンプテーションズのMy GirlにラスカルズのGroovin'などなど。
でも、Frankie Valliの歳を感じさせないボーカルはどこから聴いてもフォーシーズンズになるんだよなー(笑)。(Groovin'のハマリようにはビックリ!)
スタッフもこれまたフォーシーズンズ。プロデュースはボブ・ゴーディオ、アレンジとコンダクトはチャールズ・カレロって黄金コンビです。

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