ついに真打ち登場

Various Artists / Glitter and Gold "Words And Music by Barry Mann And Cynthia Weil"


Published»
2009
Ace Records
Buy»
hmv
tower
Official Site»
mann-weil.com


スペクターBox“Back to Mono (1958-1969)”の分厚いライナーノーツの中で一番大好きだった写真がバリー・マンとシンシア・ウェイル夫妻の作曲中の一場面をとらえたこのショット。
いやー、Aceの担当者も好きでこのコンピのジャケットに使ったに違いないよね。もの凄〜く共感します。

ついにきました、Aceが昨年あたりからシリーズ化しているソングライターコンピレーションシリーズの真打ち登場です。
50年代以降活動している夫婦ソングライターコンビは数多あれど、今の今まで夫婦のまま仲睦まじく続いているコンビはこのマンとウェイル夫妻だけに違いありません。
そして時代が移り変わっても色褪せずに数多くの人に末永く愛される楽曲を、数多く生み出したアーティストは彼らを含めたほんの一握り。Aceが制作したこのコンピレーションCDは、そんな彼らの素晴らしさを今のひとに伝える最適なテキストに仕上がっています。
あぁ、たくさんの人に聴いてほしいんだけどなぁ・・・。全曲良いです、全曲泣けます、そして全曲口ずさめます。最近になく心躍るCDですよ、ホントに。。。既に今年のナンバーワンのCDになりそうなくらい聴いてますね(笑)。

私のマンとウェイルとの出会いは、高校生から浪人生時代にThe EarlsのRemember Me Babyを聴いたときです。この曲がもの凄く好きだった私は(もちろん今も好きです)誰が作ったんだろうと思ってライナーノーツで見た名前がマンとウェイルのコンビ。このCDでもシフォンズのバージョンで収録されてますね。
そして間をおかずにフィル・スペクターの楽曲群と出会って再認識することになります。。。そのときからずっと好きなソングライター。
ジェフとエリーに比べれば多少大袈裟な展開が多いマンとウェイルの作品ですがそこがまたいいところ。歌唱力のあるパフォーマーに歌わせればもう無敵ですよ。

さて、また最初から聴くか・・・。本日3回目(笑)。

About this entry